あなたの薄毛はどのタイプ?
AGAには、生え際から後退していく「M型」と、頭頂部から薄毛になっていく「O型」に大きく区分し、進行度をⅠ〜Ⅶの段階であらわした「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれる一定の進行パターンがあります。
※頭頂部から薄毛化が進むことをvertex(頭頂)型といいます。
1942年にアメリカのハミルトンという皮膚科医師が分類して、後の1975年、アメリカの植毛外科医ノーウッド医師が改良したことから「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼ばれ、薄毛進行の目安として汎用されています。
薄毛治療で発毛効果があるのは、III(vertex)まで
上記の分類で、レベルIIIまでの薄毛は毛乳頭や毛母細胞などの、髪を形成する組織が生き残っている可能性が高いため、治療の効果が比較的出やすい状態です。それに対して、レベルV以上症状が進行してしまうと、「髪を生やす」こと自体は可能かもしれませんが、薄毛を解消するというほどの効果を期待するのが難しくなってしまいます。
ドキッとした方は早期の治療をおすすめします。
薄毛治療で最も大切なことは、早期に治療を開始するということです。ここまで見てきたように薄毛は進行性のもので、ある程度症状が進んでしまうと治療の効果を十分実感することが出来なくなるどころか、最悪の場合まったく効果があらわれないおそれもあるのです。上の分類を見て、ご自身の髪の状態に心当たりのある方は、早期の治療開始をお勧めします。